10月3日のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」
ガンにならないための特集に先だって、南雲吉則医師によるアンチエイジング講座「姿勢をキレイにして見た目年齢マイナス10歳」という、若返り筋を鍛える方法が紹介。
人はその姿勢よって、老けても若くもみえる。手にしたスマホを背中を丸めてみるような猫背は大敵。
がんを予防する5カ条は 主治医が見つかる診療所 10/3 がんを予防する5か条に納豆とメカブなど へ
若返りのポイントは猫背の解消
肩甲骨をうしろに引いて合わせると背筋が伸び、肩甲骨をあわせたままでは背中を丸めることはできない。
上半身の骨盤ともいえる肩甲骨をきゅっと引き締めていると、若々しいポーズになるだけでなく、実際にインナーマッスルも含めてどんどん若返ってくる。
キーワードは肩甲骨周りの若返り筋
猫背の解消の際ポイントになる肩甲骨のまわりには、猫背を解消するのに重要な筋肉・若返り筋がある。
インナーマッスルの筋トレともいわれるピラティスは、第1次世界大戦中にドイツの従軍看護師ジョセフ・ピラティスが、怪我をした兵士が狭い病院のなかでもリハビリができるようにと考案された運動。
番組では、ピラティスなどのインナーマッスル運動で、姿勢改善による若返りを目指した取り組みを行っている教室のようすが紹介。
若返り筋は菱形筋、前鋸筋
若返り筋の正体は、からだを起き上がらせるための2つの筋肉。
ひとつは、左右の肩甲骨の間にあり、首と肩甲骨をつなぐひし形の筋肉・菱形筋。
もうひとつは、わきの下で肩甲骨とあばら骨をつなぎとめている、のこぎり型とした筋肉・前鋸筋。
これらの筋肉は一般に加齢とともに衰えるといわれているが、最近スマートフォンの普及や長時間のデスクワークなどにより、若い人でも弱っている人が急増。
これらがしっかり働くと、からだを起き上がり、肩も下がる。姿勢も猫背も改善されてキレイに見える。
スポンサーリンク若返り筋のトレーニング法1 バスタオルで自然と猫背を解消
(1)バスタオル2枚を重ねて巻いて筒状にする
(2)頭が下に落ちるようにして、これを背骨の胸椎という部分に当てる
体が硬い人は、バスタオル1枚から始める。
普段余り動いていない肩甲骨まわりを強制的に伸ばすことで、動かしやすくする。
アゴが上を向いてしまうと十分に伸ばすことができないので、アゴを引いて首がまっすぐになるようにして行う。
(3)この体勢のまま、ひじを床につけるイメージで、床に沿ってゆっくりと上下に動かす
1日10回程度からでOK。
若返り筋のトレーニング法2 ストッキングで若返り筋をパワーアップ
(1)床にあぐらをしてすわる
(2)ひざよりも少し広めの幅で、ひじを伸ばしてストッキングをもつ
(3)そこからゆっくりと手を上にあげて、つらいところで引っ張りながら後ろまでまわし、ゆっくりと逆まわしして元にもどす
つらい場合は、ストッキングを長く持って行う。
重要なのは、ひじを曲げないこと。
お風呂上りや寝るまでなど、リラックスした状態で1日10回程度から始めれば十分。
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